紅葉の色も深まり、日本のあちこちで初雪が降り、
いよいよ(とっくに?)冬だぜ!という感じになってきましたね。
あえて落ち葉の多い所を選んで踏み歩くのが好きなのですが(さすがに着物ではやりませんが)、
寒いと、それどころでもありません。
そこで今回と次回は、寒~い冬を乗り切るきものの上着をご紹介します!
まずは和装コートと、王道の羽織。

きもののコートには反物で作った「道行衿コート」「道中着」もありますが、
左のものは、さらにあったかの和装コートです。寒い日のお出掛けに、あるととっても心強いです。
きものは、お腹回りは帯がある為ぽかぽかなのですが、腕回りにはピタッとくっつく布がない為、
スーと風が通りがち。(夏はこれがありがたいのですが…
)

そんな時に袖口が小さめで、脇に身八ツ口(前回直し方のコツを載せた、きものの脇の穴が開いている部分のことです)が閉じているコートを着ると、とってもあったかなのです!
羽織も同様に防寒着の一種ですが、コートと違って屋内で着ていても失礼には当たらないので、
まず一枚!という場合は、羽織がダントツにおすすめです。
(お洋服で言うところの、ジャケットのような位置づけです
)

羽織の丈は人によってそれぞれ。短め(腰下くらいの長さ)→長め(膝下くらいの長さ)、
と流行は推移してきましたが、最近は短いのもカワイイ!と、短い羽織もよく見られるようになりました。
忘年会や初詣、お茶しに、美術館に…
お出掛けの際には、上物のおしゃれも楽しんでみましょう!

Posted at 16:51